スタイルの履歴書。北村信彦 #7

Text:Kenichi Aono

Edit:Yusuke Suzuki

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ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第6回目は〈ヒステリックグラマー〉のデザイナーであり、常に音楽と共に生きる北村信彦さんのストーリー。

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07. アルバイトが自身のブランド設立へとつながる。

 東京モード学園の2年目が終わったころ、同じくモード学園のビジネス学科にいた友達の若槻善雄(演出家)が先に卒業して。若槻の就職先が山本寛斎のショーの演出なんかを手がけていた会社で、人手が足りないからというんでそこでアルバイトを始めました。

 また、「オゾンコミュニティ」に営業で入社した別の同級生からの紹介でデザイン画を描くアルバイトもやることに。デザイン画を持っていくとひとつ2000円、色のバリエーションをつけると3000円で買ってくれました。これでレコードを1枚買えましたね。

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