スタイルの履歴書。 中曽根信一 #3

Text:Kenichi Aono

Edit:Yusuke Suzuki、Miyoko Hashimoto

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第5回目は原宿のインポートショップ「ラブラドールレトリバー」代表の中曽根信一さんの半生を辿ります。

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03. フォークにハマりファッションにも変化が。

 高校では野球部で坊主になるのが嫌だったからハンドボール部に入りました。1960年代のグループ・サウンズが盛り上がりを経て終わってゆくくらいのタイミングだったのでみんな髪の毛を伸ばしはじめていて、ぼくも伸ばしてましたね。当時の部活はいまでいうパワハラみたいなのが当たり前。そういうのに反発する意識がありました。そんなあるとき、健康診断で腎臓が引っかかって、激しい運動と身体を冷やすのがダメとなった。それで休部することになってしまいます。

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