スタイルの履歴書。小林節正 #8

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載で、毎週月・水・金曜更新。第15回目に登場いただくのは、〈. . . . .RESEARCH〉代表であり、アウトドアからカスタムバイクまで、まさに我が道をいくスタイルを貫く小林節正さんです。

8 12

08. 靴屋から洋服屋という変化は結構大変。

 あるとき、ヒカシュー(1978年結成のバンド)でサックスを吹いていた戸辺くん(戸辺哲)から「家主が旅行中、犬の世話だけしていればデカい家で自由にしてられるよ」という話があって。当時の自分に断る理由なんてなく、即引き受けその家で楽しく過ごしていたら、ある日突然玄関のドアが開いて。思わず「どなたですか?」と訊いたら「お前こそ誰だ?」と。それが家主の小暮徹さん(写真家)だった(笑)。それ以降も関わりは続き、古着ばかりだった小暮さんのワードローブをくまなくチェックできたのは若かりし頃の自分にとって、かけがえのない財産。当時の小暮さんの事務所はこぐれひでこさん(イラストレーター。小暮徹さんの妻)のブランド〈2CV〉のアトリエも兼ねていて、服づくりの流れを見ることもできたんです。

この記事は有料会員限定記事です

続きを読むには

料金プラン
月額 ¥880 (税込)