アンファッションとは何か。金子恵治 Vol.03 王道のパラドックス。

アンファッションとは何か。金子恵治 Vol.03 王道のパラドックス。 アンファッションとは何か。金子恵治 Vol.03 王道のパラドックス。

Photo: Fu Kaneko

Text: Keiji Kaneko

Edit: Yosuke Ishii

COLUMNFASHION

トレンドやTPOに縛られない服との向き合い方。流行を追うのではなく、自分だけの理由で服を選ぶ金子恵治が辿り着いた「アンファッション」という境地。そこには、最先端の服を武装として纏っていた時代を経て、自分らしさを体現できる服だけを選ぶようになったひとりの服好きの物語がある。第3回目は、オーラリー × レショップのスウェットとTシャツについて。

裏返しの美学。

前回、アンファッションとは自分探しの旅になりそうだ、と結んだ。あれからまた、クローゼットの中で「自分とは?」を問いかけている。

視線が止まったのは、6年着き続けている服。〈オーラリー〉と「レショップ」で作った、スウェットとTシャツだ。

当時、〈オーラリー〉のデザイナー・岩井良太くんにお願いしたのは、ぼくらが愛してやまない「王道」のアップデートだった。ヴィンテージのリバースウィーブや、アメリカ製のタフなTシャツ。あの武骨な形や空気感を、〈オーラリー〉ならではの極上の素材で表現してほしい。そんな贅沢なオーダーだ。

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