高橋ラムダのスタイルコード。
Vol.5 スイングトップ
今回のテーマはスイングトップです。「ドリズラージャケット」や「ハリントンジャケット」など、さまざまな名称があるアイテムですが、ラムダさんはどう呼んでますか?
うーん、俺は「ドリズラー」って呼ぶことが多いかな。知っているようで意外とその定義がちゃんと分かってなかったりするんだけど、その辺の名前で呼ばれているものって、基本は全部立ち襟?
スイングトップの元祖である〈バラクータ〉の「G9」はドッグイヤーカラーですが、ドリズラーの語源である〈マクレガー〉の「ドリズラージャケット」はレギュラーカラー。ちょっとしたディテールの違いはありつつ、いまはまとめてスイングトップと呼ばれることが多いようです。
なるほど。たしかにドリズラーって聞くと、レギュラーカラーで襟裏にチンストラップがついてる印象がありますね。〈マクレガー〉をはじめとしたアメリカものは、そういうイメージ。この機会にいま手元にある私物を見返してみたら、やっぱり〈ラルフ〉のスイングトップはほとんどがレギュラーカラーだったし。
ただ、今回ラムダさんが着用されている〈ポロ ラルフ ローレン〉のものは、ドッグイヤーカラーですね。
そうなんだよね。ドッグイヤーとか、裏地のタータンチェックの雰囲気とか、なんとなくイギリスを感じる仕上がりで。個人的に「変則的なブルゾンだな」と思って気に入って着てたんです。アメリカとイギリスがクロスオーバーしている感じが面白くて。
そんな一着を取り入れた今回のスタイリングですが、着こなしのポイントは?
スイングトップって元々はゴルフウェアだから、やっぱりどこか清潔感を保ちたくなるというか、綺麗に着たいっていう気持ちがあるんです。トラッドの文脈を意識しちゃう。だから今回のスタイリングは、おれの頭の中ではカジュアルというよりドレスアップのイメージなんですよ。