スタイルの履歴書。若槻善雄 #7

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第14回目は演出家として世界のフィールドで活躍し続ける、若槻善雄さんの裏方としての美学を教えてもらいます。

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07. 同級生・北村信彦とのあれこれ。

 江崎さんの会社で仕事をはじめるころは南麻布に部屋を借りていたんです。遊んでいたエリアが近くて、麻布ってなんかかっこいいしそこにしたんですが、月給13万円で家賃が6万ほど。しばらくしてこりゃ無理だなと思い、三軒茶屋でひとり暮らしをしていたノブ(北村信彦。〈HYSTERIC GLAMOUR〉デザイナー)の家に転がりこんで同居するようになりました。3年間くらいいたのかな。

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