スタイルの履歴書。ミック・イタヤ #11

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

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ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載で、毎週月・水・金曜更新。第16回目は〈ユニクロ〉創業時のロゴマークを手がけたり、カセットマガジンの『トラ(TRA)』がNY近代美術館に永久保存されるなど、ビジュアルアーティストとして活躍するミック・イタヤさんの半生から、アートと共に生きるということを考えたいと思います。

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11. 『TRA』についてのあれこれ。

 1982年に行った「オルタナティブ・ファッション・ワールド」というイベントは、『TRA』の土台になったという意味で大きかったと思います。これは、なにか表現したいひとたちが回ごとのテーマに即して作品を発表するショーケース。先導したのは式田さん(式田純。エンタテインメント・プロデューサー、NPO法人ビーグッドカフェ前代表理事。故人)でした。「こういうことをやりたいんだけどどう思う?」と訊かれたので「面白いんだったらやろうよ」と返すと、「伊島(伊島薫。写真家)っていうのがいるんだけどさ……」みたいな感じでことが進んでいきました。全部で3回実施しましたね。

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