スタイルの履歴書。岡田哲哉 #6

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載で、毎週月・水・金曜更新。第15回目は〈グローブスペックス〉代表である岡田哲哉さんの半生を、14回にわたりお送りします。

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06. 就職してから、自分の行先を真剣に考えるように。

 大学を卒業して銀行勤めがはじまるのが1982年。勤務地は丸の内でした。仕事内容は法人の決済口座である当座預金にまつわるあれこれ。「社会的にこういう機能と責務があって」というように観念的に銀行をとらえていたんですが、なかに入ってみると全然そんなことではなくて、新規預金の獲得や融資の目標達成、いわば数字の世界でした。

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