スタイルの履歴書。岡田哲哉 #4

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

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ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載で、毎週月・水・金曜更新。第15回目は〈グローブスペックス〉代表である岡田哲哉さんの半生を、14回にわたりお送りします。

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04. 自分で何かをつくり上げたひとへの憧れめいた気持ち。

 目白の獨協高校に入学して、部活で運動をやろうと思っていたんですが、グラウンドや体育館が狭くて。これじゃ運動部は無理だなと思い、放課後はもっぱら六本木や赤坂に繰り出していました。行き先はディスコ。でも不良っぽいチャラチャラした感じではなく、真剣にダンスに取り組んでいました。「体育会ダンス部」みたいな感じです(笑)。ディスコに遊びにいくときは黒人みたいな格好をしていました。『ソウルトレイン』で黒人ミュージシャンやダンサーがフレアのパンツを穿いているのを見て、似たものを探したり。

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