スタイルの履歴書。松任谷正隆 #13

Text:Kenichi Aobo

Edit:Yusuke Suzuki

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ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、記念すべき第10回目は音楽家として幅広い活動をしながら、クルマや時計、それにファッションなどを愛する人としても知られる松任谷正隆さんが登場。6月の計13回に及ぶ言葉と写真などから、松任谷正隆さんのスタイルを教えてもらいましょう。

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13. 自分の美意識は揺れ動くもの。

 盛りつけとか場所、一緒に食べる相手によって料理の味が変わる、というとバカかっていわれるかもしれませんが、ぼくは変わると思っています。少なくとも脳が感じる味の余韻は絶対に違う。ぼくらの仕事はそういう余韻を演出することだと思うんです。じゃなければこの仕事をやる意味がないですからね。

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