クルマだからこそ行ける場所。車内でしかできない内緒の話。好きな音楽を流して、気の向くままにどこまでも。クルマはいつだってぼくらに新しい景色を見せてくれる。好きな子を乗せたときはまたちょっと違うかもね。これは、そんなドキドキやワクワクをゲストといっしょに探る連載。今月の助手席さん、クルマの魅力ってなんですか?
Profile
中島侑香
1999年1月19日生まれ、愛知県出身。俳優。CMやMVにも多数出演し、主な代表作にドラマ『あなたがしてくれなくても』『イップス』などがある。YouTube チャンネル『なかしー』では、プライベートそのままの本人が見られると話題に。
Instagram:yuukanakashima
侑香さんと探る、X7の魅力。
圧倒的な存在感。そしてフロント・サイド・リア、全方位抜け目のない高級感。各所に輝く青と白のロゴを見ればクルマ好きでなくとも認識できる、ドイツが誇る世界的自動車メーカーの〈BMW〉。同メーカーのラインナップは数字とアルファベットで識別されていて、この日乗ったのはSUVを指す「X」シリーズ。そのなかでもさらに数字によって性能やサイズに違いがあるのだが、この「X "7”」はシリーズ最大クラスの全長5.17m、幅2m、高さ1.835mというサイズを誇り、まるで動く要塞のようである。
助手席に座るのは、映画、ドラマ、ラジオにYouTubeと、多岐にわたって活躍する俳優・中島侑香さん。自身でもクルマを運転することもあるという侑香さんから、開口一番こんな言葉が聞こえてきた。
「いつもと全然景色が違います。すごく車高が高いんですね。集合したときに『わー、大きいなー』って思いましたけど、乗ってみるとより一層感じます。この道もいつもより狭く感じる…。曲がるのも大変なんじゃないですか? バスくらいありますよね?(笑)」
もちろんバスほどはない。が、言い得て妙で、一般道ではそれくらいの存在感はあるかもしれない。その分もちろん車内もゆったりしていて、快適なドライブを約束してくれる。さらに運転席と助手席にはアクティブベンチレーション機能やマッサージ機能なども付く。自宅よりも快適でなんだか悔しくなった。