裏方の手土産 VOL.4 佐野敏也(音楽プロデューサー)

裏方の手土産 VOL.4 佐野敏也(音楽プロデューサー) 裏方の手土産 VOL.4 佐野敏也(音楽プロデューサー)

Photo: Yuco Nakamura

Illustrator: Mame Ikeda

Edit: Yuri Sudo

表舞台をつくるのは、演者だけにあらず。テレビや映画、メディア、書籍、イベント、その他いろいろ。世の中にある煌びやかなものの陰には、必ず裏方がいます。そんな裏方たちの仕事に一役買っているのが、手土産。相手やシチュエーションに合った美味なものであれば、現場の士気も上がるし、ビジネスもスムーズにいくもの。この連載では、裏方の皆さんに渾身の手土産を教えてもらいます。
第四回目は、音楽プロデューサーの佐野敏也さん。

Profile

佐野敏也

静岡生まれ、明治大学卒業。マガジンハウスでのアルバイトが縁で、ポリドールレコード(現ユニバーサルミュージック)に入社。アシスタントディレクターを経て、大阪に異動しラジオプロモーターに。スピッツ、カーディガンズ、シェリル・クロウなどのヒットを仕掛ける。レコーディングディレクターとして呼び戻され、移籍後のフィッシュマンズ、新人の山崎まさよし、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、Char、忌野清志郎などを担当。スペースシャワーミュージックに転職し音楽出版部を始動。ZIGGYの再ブレイクやT字路’sなどをプロデュース。株式会社レフトブレインを設立し、フィッシュマンズ、忌野清志郎などのアーカイブスプロデュースや新人を手掛ける。

定番よりもすこし甘い。

静岡育ちなので、「春華堂」の「うなぎパイ」は小さい頃から馴染みのあるお菓子。ただ、手土産として活用しだしたのは、10年くらい前からでしょうか。スペースシャワーミュージックに在籍していた頃、「ZIGGY」「T字路’s」などの担当アーティストがテレビの音楽特番に出演することが増えてきて、差し入れをどうしようかと悩んでいた時期と、家庭の事情で実家に帰ることが多くなっていた時期が重なっていたからかなと。

手土産は、収録前にプロデューサーやディレクターの方にご挨拶するときに渡します。渡した後は「◯◯様(アーティスト名)から」と札がついて差し入れコーナーに置かれるので、そこまで恥ずかしいものは渡せません。その点「春華堂」の「うなぎパイ」は自信を持って渡せますね。

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料金プラン
月額 ¥880 (税込)