ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載で、毎週月・水・金曜更新。第15回目は〈グローブスペックス〉代表である岡田哲哉さんの半生を、14回にわたりお送りします。
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12. 好感触だった海外とのネットワークづくりが頓挫。
今後の進む道を考えたとき、金鳳堂でイワキをライバルとして意識してやってきたことを思い出して、改めてイワキの門を叩いてみることに。面接では「御社をつぶすつもりでやってました」なんていいましたが(笑)、その日のうちに採用をもらいました。
販売を1年ほどやり、次は社長室室長。まず社長から「これお願いします」といわれたのが〈LINDBERG〉というデンマークの眼鏡。アルネ・ヤコブセン直系の建築家がつくったものだとわかり、コペンハーゲンまで行って話を聞き、これを1992年の「グッドデザイン賞」に出品したところ、大賞を受賞。この授賞式のときにメディアのかたとの接点ができるんです。「グローブスペックス」が知られるきっかけを作ってくれた山口淳さん(ライター。故人)もそのひとりでした。
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