スタイルの履歴書。高木完 #5

Text:Kenichi Aono

Edit:Yusuke Suzuki

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第7回目は高木完さんが登場。ロックからパンク、そしてHIP HOPと、音楽+αと共に生き続ける半生を紐解きます。

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05. 音楽雑誌でニューヨーク・パンクを知る。

 ロックを聴くようになってからは、読む雑誌も『スクリーン』や『ロードショー』から『ミュージック・ライフ』、『音楽専科』に変わっていきました。それで、『ミュージック・ライフ』のなかで水上はるこさん(編集者、音楽評論家)がニューヨークの地下音楽シーンについて書いた記事を目にするようになるんです。それが「パンク・ロック」との出合い。たぶん水上さんが日本で最初にこの言葉を使ったんじゃないかな。

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