ブンがいざなう読書のラビリンス。二冊目
ずっと愛してきたけど最近少しずつ綻びが見えてきたもの。一方、若くてとても刺激的、愛を多く与えてくれるもの。どちらを私だったら選ぶだろう。もし、そのどちらかを選ばなければいけないとき、私は片方を真っ当な理由で選べるのだろうか。
大人ってなんなの?
そんな問いをしなくなったら大人なの?
28歳になって30歳が手の届く位置に見えてきた私。確かにもうお子様ランチなんて頼まないし、最近はワンプレートランチよりも12種類の小鉢定食を選んでいる。ワンプレートランチはとっても豪快でなんだかお得な気がしていた。でも最近は、小鉢という各々の部屋に閉じ込められた料理に色気を感じている。大皿料理も好きだけれど、少しずつをたくさん楽しみたくなってきた。自炊するときも、面倒を省みずお皿を選んでみたり、すべて箸で済ませるのではなく適材適所なカトラリーを選ぶようになった。多少の手間はなんてことなくて、なんというか心に余白や余裕がありますよ、なんて顔をして飯を食べたいのだ。