スタイルの履歴書。若槻善雄 #4

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第14回目は演出家として世界のフィールドで活躍し続ける、若槻善雄さんの裏方としての美学を教えてもらいます。

4 14

04. 東京モード学園に入学、東京での生活がはじまる。

 高校3年になるとまわりの友達が学校見学で東京に行くんですが、そいつらと一緒に何度か行っていたんです。友達は料理学校と旅行系の専門学校を見学、ぼくはそのあいだ原宿で憧れの〈CREAM SODA〉のウォレットとかコームを買って。あとは〈MILK〉のブティックや「ラフォーレ原宿」、セントラルアパート、ファイヤー通りにあった「文化屋雑貨店」にも行ったなぁ。夜は歌舞伎町で遊んでいたんですが、ネオンのきらびやかさとひとの多さに圧倒されましたね。

この記事は有料会員限定記事です

続きを読むには

料金プラン
月額 ¥880 (税込)