紺ブレの紹介をする前に、そもそものはじまりを調べてみた。アメリカントラディショナル、通称アメトラの象徴というべき紺ブレは、ネイビーブレザーの略称で、その色と形状から数多くのシーンで重宝されている。起源は複数存在するが、イギリス女王が名付けたというのが有力。式典で水平たちが着用していた制服の美しさに感動した女王が、その制服を採用した船「ブレザー号」から名前をとった。そんな歴史もあって、ブレザーはもともとスポーツするときの制服としてクリケットやラグビー、テニスなどで着用されていて、それがゴルフに行くときにも着用されるようになったのだそう。
HANG OUT VOL.3
NAVY BLAZER CATALOG
Chapter 01
HANG OUT VOL.3NAVY BLAZER CATALOG
間違いのない選択。
ゴルフ場によってはジャケット着用がマスト。ただし、そのジャケットはどんなものでもいいというわけではない。スーツのジャケットをその場限りで着るなんてもってのほか。だったらどんな場所に着て行っても恥ずかしくないオーセンティックなものを選ぶのがいい。そこで紺ブレ。どんな場所に着て行っても恥ずかしくない、オーセンティックな紺ブレを選ぶのがヒップだ。今季おすすめの紺ブレをスタイリングで3体、アイテムで10点ご紹介しよう。
Chapter 01 | NAVY BLAZER CATALOG
紺ブレとは?
STYLING 01
POLO RALPH LAUREN
初心者にもおすすめな王道アイビールック。
アメトラの王道ブランド〈ポロ ラルフ ローレン〉の紺ブレを使ったスタイリング。ラルフ・ローレンの愛用品であるスポーツジャケットから着想を得た「RL67」というモデルだ。特別に開発されたブラッシュ加工のウールフランネルを使用した一着は、胸からウエストにかけてのシェイプが美しい。オックスフォード生地のボタンダウンシャツにタイドアップしながらも、チノパンを合わせるスタンダードな崩し。足元は〈ティンバーランド〉の3アイレットを選んだところもこだわりだ。小物でスポーティな要素を入れ込んだら、完成。これなら間違いなくゴルフ場へ行っても恥をかかないだろう、それにヒップだ。