2014年にスタートした〈モンジー〉はウェアやキャディバッグなども展開しているが、特に注目したいのがロバのヘッドカバーだ。愛くるしい佇まいはインパクト抜群で、個性的なデザインがゴルフスタイルに遊び心をプラスする。〈モンジー〉で代表を務める、デザイナーの上迫友貴さんは、子どものころからヘッドカバーに特別な思いを持っていたそう。
「ウェアを含めたゴルフのアイテムのなかで、特にヘッドカバーはオリジナリティがあると感じていました。いろんな種類を集めていくなかで、もっとユニークなデザインが欲しくなって、自分でつくろうと思ったのが〈モンジー〉を立ち上げたきっかけです」
そして、完成したのが、古着やヴィンテージウェアの生地を活用したハンドメイドの一点もの。上迫さんが年に数回アメリカで買い付けてきた古着を使って製作する。当初はさまざまな動物を試作していたが、最終的にロバにたどり着いた。そのかわいらしい姿はプロゴルファーからの反響も大きく、現在では幅広いゴルファーが愛する存在となった。