スタイルの履歴書。島津由行 #12

Text: Kenichi Aono

Edit: Yusuke Suzuki

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ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第12回目はスタイリスト・クリエイティブディレクターとして活躍する島津由行さんの半生を辿ります。

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12. スタイリストとして本格始動、表現について考える。

 1984年の終わりごろ、ぼくは日本に帰るんですがきっかけはバンド「PARIS」。桑原茂一さん(音楽プロデューサー、選曲家)とパリで会った際、「ピテカントロプス・エレクトス」の話を聞き、ライブをやったらいいといわれて。でも東京にずっといるつもりはなくて、実際行ったり来たりでした。

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