Unlikelyナカダシンスケの物欲回収手帳。Vol.6 ヴィンテージのメガネ

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COLUMNFASHION

止まらない好奇心と物欲に身を任せて。古今東西、あらゆるものを見て触れてきたデザイナー・中田慎介が、アンライクリー(あまのじゃく)な視点で回収してきた名品、珍品の数々をご紹介します。第6回はヴィンテージのメガネ。

裏原の追っかけからBOONERまで、学生時代のアイウェア事情。

フイナム
フイナム

中田さんといえばメガネの印象があります。いつ頃からメガネを掛けはじめたんですか?

中田
中田

意外に早くて、確か小学校3年生のとき。視力は0.5くらいだったかな。それではじめてメガネをつくりに行ったんです。忘れもしない〈ラルフ ローレン〉の鼈甲カラーで、アラレちゃんみたいなでっかいやつ(笑)。

 

中学時代は授業のときにかけていたくらいで、何を掛けていたかはあまり覚えていません。高校のときはその当時に流行っていた〈フォーナインズ〉を愛用していていましたが、まだメガネを=ガリ勉みたいな、モテなさそうなイメージが残っていた時代で。積極的にメガネをかけることはなかった気がします。

フイナム
フイナム

となると、何がキッカケでメガネをファッションや個性として捉えられるようになったのでしょうか。

中田
中田

メガネではありませんが、裏原を夢中で追いかけていた大学時代に〈ステューシー〉のマイケルというサングラスを手に入れたのがアイウェアに興味を持ったキッカケです。あとは同じく裏原文脈で〈m&m〉のムラさんという方や、ビースティ・ボーイズのアダム(ヤクウ)も掛けていた〈アーネット〉の名作ホットケーキ。縁が印象的なやつですね。その後、大学生も後半あたりになると、BOONER(ブーナー)にどっぷりハマり、「ビームス」に通うようになって〈スパイ〉のサングラスを買ったりしていましたね。

フイナム
フイナム

えっと...。BOONERってなんですか? はじめて聞く言葉です。

中田
中田

『Boon』の信者(笑)。 当時よくチェックしていた雑誌です。それこそ隅から隅まで読み込んで。スタイルサンプル(スナップ企画)に出ている人の格好も参考にしていました。スタイルサンプルには、いまもファッション業界の一線で活躍されている方々が結構出ているので、改めて見ても面白いんですよ。自分にとってこの雑誌から受けた影響が本当に大きくて、いまだに強い思いがありますね。

フイナム
フイナム

BOONERの話おもろしろそうなので、またの機会にたっぷり聞かせてください。で、メガネの話に戻すと…。

中田
中田

そうそう、大学卒業後は「ビームス」にアルバイト入社して、2000年の「ビームス プラス 原宿店」のオープニングスタッフに配属されたんです。そこの品揃えの中にあったのが、〈ザ・スペクタクル〉のメガネでした。ヴィンテージやクラシカルなメガネを意識したのは、このときがはじめてですね。

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