ブンがいざなう読書のラビリンス。三冊目
「問い」というのは常に私たちの暮らしについてきて、いつまで経っても逃れられないものだと、日々、深く感じている。
タバコは体に悪いけれど、どうして吸ってしまうのですか?
もっと安定した職業なんてたくさんあるはずなのに、どうしてそこにいるのですか?
そんなに早歩きで疲れませんか?
なぜ何度繰り返しても飽きずに続けられるのですか?
優しさって本当にありますか?
たまにはお菓子をたくさん食べる日があってもいいと思うのですが、どうですか?
一日何もしない日、つくってみたらどうですか?
ただ時間を過ごしていくなかでふわりふわりと自分の心から浮き上がる「問い」。真剣に考えたり、自分にもう一度聞き返したり、それはそれは終わりのない行為で、時には細く固く絡まり合って解くのに大層な時間を費やしてしまったり、どうしようもなくなってしまい、ええい! と投げ出してしまったり。それでも私は、私たちは、問い続ける。これを続けていくしかないという選択を採るのだ。