毎年いろいろなブランドから発売される、こだわりの機械式ウォッチたち。一体どんな服に合わせるの? というわけでそのイメージをご提案。毎月ぼくらがいいと思う時計を一本選び、それに馴染む服と一緒に紹介する。
20世紀の1,100本が生んだ、21世紀の1本。
一年も終わりに差し掛かる頃、毎年発表されるのが「新語・流行語大賞」だ。その年の世相を表す30の言葉がノミネートされ、選考委員がトップテンと大賞を選ぶ。今年の代表的なワードを挙げると、大谷翔平選手の記録を指す「50-50」、ドラマ『地面師たち』のセリフ「もうええでしょう」、猫のショート動画「猫ミーム」など、知っているものもあれば、はじめて聞くものもあったりするからおもしろい。
そのなかで目立ったのが、「初老ジャパン」「ブレイキン」「名言が残せなかった」の「パリオリンピック」にまつわるものだ。この大会で日本は金メダルを20個獲得、メダル総数は45個を記録し、どちらも海外で開かれた夏季の大会では過去最多だった。