スタイルの履歴書。島津由行 #2

Text:Aono Kenichi

Edit:Yusuke Suzuki

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ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第12回目はスタイリスト・クリエイティブディレクターとして活躍する島津由行さんの半生を辿ります。

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02. 野球選手に憧れつつ、絵も好きだった少年時代。

 自分では覚えていないんですが、3歳くらいのときにやかんの熱湯で大やけどをしたんです。目のところ以外は全身包帯で、半年ほど入院していたと聞きました。それからもあまり身体が丈夫なほうではなかったので、姉と一緒に水泳をはじめました。小4からは野球。このころは野球選手になりたかったですね。なんといっても『巨人の星』、それから長嶋茂雄の時代ですから。

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