ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第5回目は原宿のインポートショップ「ラブラドールレトリバー」代表の中曽根信一さんの半生を辿ります。
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11. 自分の足で集めたものだけで店をやろう。
1986年に「バックドロップ」を円満に辞めたあと、知り合いの紹介で株式会社BIGIに入って2年間働くことにしました。その間も休みのたびにアメリカへ行っては気に入ったものを購入していましたね。日本国内でも売れ残っていたスニーカーを全国各地で買って、倉庫がわりに借りた部屋にストックしていました。ちなみに店名を「ラブラドール リトリーバー」としたのは、アメリカ人のハートにハマっている犬だと思っていたから。この名前に自然と行きつきましたね。
