スタイルの履歴書。島津由行 #7

Text:Kenichi Aono

Edit:Yusuke Suzuki

REGULAR

ファッションでも音楽でもスポーツでも、どんなジャンルもその人にしか出せないスタイルがある。“Style is Everything”。そう、だれかが言った、スタイルがすべて。『スタイルの履歴書』は、文字通りスタイルのある大人へのインタビュー連載。毎週月・水・金曜更新で、第12回目はスタイリスト・クリエイティブディレクターとして活躍する島津由行さんの半生を辿ります。

7 13

07. 原宿で見たもの、アメリカで買ったもの。

 アメリカ行きの前、有田さんに連れられて原宿に立ち寄ることができました。千駄ヶ谷にあった垂水ゲンさんの「ハリウッドランチマーケット」と原宿の「極楽鳥」––––当時はデンマークのアースシューズ〈Kalso〉の店だったか極楽鳥と一緒になっていたか––––に行って、垂水さんに「サンフランシスコならポーク・ストリートがヒッピーのメッカだから行ったほうがいい」と教えてもらったり。それから表参道のブティック「HELP」も覚えています。〈Comme des Garçons〉のコーナーもあって面白い店でした。「ひだまりの街」という感じで素敵でしたね、原宿は。またここに帰ってこようと思いました。

この記事は有料会員限定記事です

続きを読むには

料金プラン
月額 ¥880 (税込)